David Copperfield "U!" Japan Tour '99

David Copperfield "U!" Japan Tour '99

Update: 1999/8/25

7/31（土）～8/1（日）	神戸ワールド記念ホール（計６公演）
8/7（土）～8/8（日）	名古屋レインボーホール（計４公演）
8/10（火）～8/21（土）	東京国際フォーラム　ホールA（計２０公演）

耳より情報 （チケット残席状況、グッズ情報ほか）

東京公演：演目リスト (8/10-21)

1. One
2. Thumbs (new)
3. Sofa (Uncle Morty and Aunt Ida) (new)
4. Laser
5. Grandpa / Tides
6. Cocoon
7. Moonrise (Cardiographic) (new)
8. Dancing Ties
9. Tearable (new)
10. Fan
11. Video show
12. Test Conditions (new) / Voyeur
13. Panty Swap (new)
14. Moon: Interactive Experience
15. Flying
16. Thirteen (13) (new)

（上演時間：２時間）

名古屋公演：演目リスト (8/7-8)

1. One
2. Thumbs (new)
3. Sofa (new)
4. Laser
5. Grandpa
6. Cocoon
7. Moonrise (Cardiographic) (new)
8. Dancing Ties
9. Tearable (new)
10. Fan
11. Video show
12. Voyeur
13. Panty Swap (new)
14. Moon: Interactive Experience
15. Flying
16. Thirteen (new)

神戸公演：演目リスト (7/31-8/1)

1. One
2. Thumbs (new)
3. Sofa (new)
4. Laser
5. Grandpa
6. Cocoon
7. Moonrise (Cardiographic) (new)
8. Dancing Ties
9. Tearable (new)
10. Fan
11. Video show
12. Test Conditions (new)
13. Panty Swap (new)
14. Moon: Interactive Experience
15. Flying
16. Thirteen (new)

事前予想演目リスト (99/5/21)

1. One
2. Thumbs (new)
3. Sofa (Uncle Morty and Aunt Ida) (new)
4. Laser
5. Tides or Moon:Cardiographic (Tearable) (new)
6. Cocoon
7. Dancing Ties (Angerina)
8. Fan
9. Voyeur (Window)
10.Underwear (Panty Swap) (new)
11.Moon: Interactive Experience
12.Mona Lisa (new)
13.Test Conditions (new)
14.Flying
15.Thirteen (Verdict) (new)

解説：

One : 昨年の日本公演では、演じなかった回もありますので、初めて見る方も多いと思います。

Thumbs : 実は、このトリック、日本では２４年前に高木重朗氏が次の本で解説していました。

「手品の研究」　高木重朗著、１９７５年　ごま書房（ゴマブックス）

この本をお持ちの方は、１７５ページをご覧ください。

私も、マジックの道具を何も準備していない時に、時々演じることがあります。
カッパーフィールドがどういう演出でこれを演じるのか興味のあるところです。

Sofa (Uncle Morty and Aunt Ida)：客席から２人の観客をステージに上げ、ソファーに座らせ、なんと２人をソファーごと宙に浮かせてしまうユーモラスな新マジック。
Laser ：原案は、スティーブ・フィアソン氏。
Moonrise (Cardiographic) ：原案は、マーチン・ルイス氏の"Cardiographic(Sketch Pad Card Rise)"。
Tearable：原案は、イギリスのパズル研究家、ヘンリー・ドゥドニー(Henry Dudeney) 氏。マーチン・ガードナー氏が「パラドックス・ペーパー」として、１９７１年７月に解説。（「マーチン・ガードナー・マジックの全て」１８７～１８８ページ、東京堂出版１９９９年）

また、マックス・メービン（Max Maven）氏が"Doc Easons bar magic videos"の中で解説。

Test Conditions：原案は、Gary Ouellet 氏の"The Millennium Cabinet"。
ＢＧＭは、Ricky Martin の "Livin' La Vida Loca"
Underwear (Panty Swap) : ３月２４日のUSA(Connecticut)公演では、
　　　　デヴィーはこんなジョークを言ったとか...

「１８歳以上で健康な人は、立ってください。ただし、次の二人は除きます。
　一人は、弁護士の方、もう一人は、Masked Magician 」

日本公演では、「ただし、以降のセリフ」はカットされました。

13 (Thirteen) : 客席から１３人の観客をステージに上げ、一瞬にしてその１３人全員を観客の目の前から消してしまう。得意とするストーリーを織り交ぜながらおこなう話題騒然の新マジック！
この演目は、初期の頃は、Verdict と呼ばれていました。原案者は、Gary Ouellet 氏。
その他：
David Copperfield "U ! "のアメリカでの公演では、クリス・ケナー (Chris Kenner)氏の幕間のコメディーアクトが好評のようです。

そこで、「彼は日本に来てステージに登場するのか？」と公式ＢＢＳ上で質問してみました。

彼も、Todd氏と同じくＤＣ公式サイトのスタッフの一人で、ＢＢＳによく書きこんでいます。先日、「７月のラスベガス公演では出演するのか？」という同様な質問がありましたが、本人から、「７月は忙しくて出演しない。」との回答があったばかりです。

さて、日本ではどうでしょうか？　回答が楽しみです。

結局、日本公演では、彼はステージには、登場しませんでした。

（注）クリス・ケナー (Chris Kenner)氏は、Illusions restaurant でクロースアップマジックを演じている優れたマジシャンです。彼の著書には'Totally Out of Control' があり、現在はDavid Copperfield のマジックコンサルタントとして協力しています。

ＴＶスペシャル"Unexplained Forces" (MDC17-95) のVanishing Egg で卵をキャッチしているアシスタントがクリス・ケナー氏です。（のじまさん情報）