FISM'97 (ドイツ・ドレスデン大会)
放映日時:1997年10月3日(金)20:00-22:00 (NHK BS2)
Update: 1998/1/2
10月3日に放映された、FISM'97 (ドイツ・ドレスデン大会)のレポートです。
前回のFISM'94 (横浜大会)の時は、ライブで見ることが出来ましたので、非常に楽しみにしていたマジック番組でした。
1. ディヴィッド&ダニア (アメリカ)
スピーディーな衣装替えのアクト。
2. ネイザン・バートン(アメリカ)
コミカルなイリュージョン。
3. ルイス・デ・トマス(ポルトガル)
鏡の貫通。
鏡に穴を開け、両手だけ出した状態から身体全体が通り抜けてしまうイフェクトは
初めて見た。
4. ピーター・マーヴィエ(スイス)
足が瞬間的に縮むという珍しいアクト。
5. ダニー・ラリー(フランス)
人間大砲。
6. ジョナサン・デビッド・バス(アメリカ)
ハトのプロダクションから最後に大蛇を出した。
7. ディビッド(ハンガリー):マニピュレーション部門第2位
パイプのプロダクション。
8. ディー・ザウダラー(ドイツ):コメディー部門第3位
コメディーアクト。
9. ソニー・フォンタナ(アメリカ):ゼネラル部門第3位
電話器を使ったゾンビ現象。
10. ハンス・クロック&シター(オランダ):イリュージョン部門第2位
人体消失と針刺。
11. ガストン・キエト(アルゼンチン)
カード当て。
12. ジョン・カーニー(アメリカ)
ジュリーアンドラスの穴の開いた厚紙を使ったプロダクション。
13. ナボレオンズ(日本)
ワインから三色のシルクの出現。
14. ダニリン(ロシア)
前々回のグランプリ受賞者。
サッカーボールの出現の部分は新しい手順でした。
15. クリストファー・ハート(アメリカ)
手袋を使ったアクト。
16. マルコ・デルテンポ(ドイツ)
ショー第1部のトリを飾った少年マジシャン。
17. トム・ヴォス(ドイツ)
人体切断。最後にそれぞれが少年に変化し、演者は客席から登場。
18. マーカ・テンドー(日本)
先日のテンヨーフェスティバルで見た時より、良かった。
19. ユージン・バーガー(アメリカ)
ジャンボカードを使ったツイスト現象。
20. 前田知洋(日本)
お得意の千切ったカードが復活し、クリーニングで折り目がとれてしまうカードマジック。
21. スガヤ・幸一(日本):ゼネラル部門第2位
女性のお面を使ったゾンビ現象。
22. 藤本明義(日本)
スポンジボール風のシンブル。
23. カズ&マヤ(日本)
カズ・カタヤマさんのティッシュペーパーの箱を使ったゾンビ現象。
24. ナポレオンズ(日本)
コメディー・ミリオンカード
25. イガル・メシカ(イスラエル)
スレッドを使った浮遊現象。
26. ピーター・マーヴィエ(スイス)
グラスの出現とカード・マニピュレーション
27. フランクリン(ドイツ)
前回グランプリ受賞者。手順も同じ。
28. マルコ・テンペスト(スイス)
コンピュータグラフィクスを表示したモニターとの掛け合いアクト。
29. ジョニー・ローン(スウェーデン)
タバコ。
30. オーマ・パシャ(フランス)
人体交換と消失。
31. スティーブ・シェラトン(フランス)
ファイアマジック。
32. ヒロ・サカイ(日本)
客が思い浮かべた図形が、皿に入れた醤油を使って当てる。
デビッド・カッパーフィールドのTVショーで使われて有名になったトリック。
33. マニュアル・ムエルテ(ドイツ)
ハマキマジック。
34. カルロス・バラガン(アルゼンチン):イリュージョン部門第1位
人体貫通。
35. リチャード・マグドゴール(イギリス):コメディー部門第2位
椅子に座った男のパントマイム風爆笑アクト。
36. ジュリアナ(カナダ):マニピュレーション部門第1位
キレがよく、また美しいカード・マニピュレーション。
37. ユンゲ・ユンゲ(ドイツ):ゼネラル部門第1位
38. イワン・ネチポレンコ(ロシア):グランプリ
本物の女性の顔を使った、なんとも奇妙なゾンビ現象。
個々のマジシャンとしては、素晴しい人が何人かいますが、かつてのフレッド・カップス、リチャード・ロス、ランス・バートン級の大物がいないのが残念でした。録画したビデオを見ながら、全出演者の名前をリストアップしましたので、他のみなさんからのご感想をお待ちしています。
1997.10.5 スティング (MHB01374)
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Update: 1998/1/2