第32回東京大学奇術愛好会発表会
- Unwritten Anthology -日時:2002年10月5日(土) 開場18:00 開演18:30 終演19:50
会場:池袋豊島公会堂
入場料:無料
Update: 2002/10/6
開場15分前に会場に着くと既に長蛇の列、開場後すぐに満席となるほどの盛況ぶりでした。ショーの内容がまた素晴らしく、ここ数年で観た最高の出来でした。
以下、私のベスト3の演目について、レポートします。
1.一羽二羽と数えましょう 勝地美奈子さん(第7話)ファンタジックで楽しくなるようなパラソルの演技。100万ドルの笑顔ともに動きも一級品です。ウサギ姿のアシスタントとの呼吸もぴったり合い、素敵なステージを見せてくれました。
2.eclipse 山崎雄介さん(第6話)
鮮やかなミリオンカード。1枚出しの軽やかさが光ります。スライハンドの本格派登場といった趣でした。欲を言えば、ファンの角度がもっと開くとさらによかったです。また、1部のトリなので、バウの角度ももっと深いほうがしまりました。
3.百花繚乱 金畑喜美さん(第11話)
学生の演技とは思えないほどレベルの高い和妻でした。美しい動きだけで観客を魅了します。扇子、ミリフラ、衣装替え等をもまじえ、新感覚を感じさせる舞台でした。
最後にひとこと
第5話のゾンビボール、第9話のコメディーマジック、第13話のハト出しなどもよく、演目を3つに絞るのに悩みました。
演出、音楽、照明、演技のトータルのバランスがよく、非常に完成度の高いマジックショーでした。フィナーレの映像による出演者紹介も斬新です。
参考:
2002.10.6 中村 安夫
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Update: 2002/10/6