David Copperfield 最新情報 (2000年4月)
Update: 2000/4/30
2000/4/30
4月26日のTVスペシャル"David Copperfield: The Great Escapes"の番組の終わりに、The Disappearance Contest という企画が発表されました。
■ "Copperfield - The Disappearance" Contest の概要
★ 応募方法
200単語以内で、自己紹介と消失したい目的地とその理由を書いて下記に送る。
"Copperfield - The Disappearance" Contest, PO Box 4126, Grand Rapids, Minnesota 55730-4126
締め切り: 2000年5月15日
★ 審査日程
第一次審査: 2000年6月9日 候補者100名が決定
(候補者は、6月30日までに5分以内のVHSビデオテープを送る。)最終審査: 2000年7月15日 当選者5名が決定
★ 特典
各当選者は、以下の特典が与えられる。
- 最寄の空港からカッパーフィールドの公演またはリハーサルが行なわれる場所までの2名分の航空旅費
- 選ばれた目的地のホテル滞在費(2泊3日)
- 目的地から出発地までの航空旅費
- 上記費用の総額は、$15,000以内
★ 応募資格
2000年4月26日時点で、USA居住者であること。
★ 注意事項
当選者は、公演およびイリュージョンに関する秘密保持契約(non-disclosure agreement)に同意すること。
★ 当選者リストの入手方法
送付先を書いた返信用封筒に切手を貼って、下記に送る。
"Copperfield - The Disappearance" Winners' List, PO Box 4126, Grand Rapids, Minnesota 55730-4126
デビッド・カッパーフィールドのTVスペシャルのビデオ2巻セットがCBSから販売されることになりました。従来は、SAM(The Society Of American Magicians) の会員でないと入手出来なかったため、ファンにとっては朗報です。
DAVID COPPERFIELD ILLUSION ($29.98 + $4.95 送料)
インターネットからの注文も可能ですが、今のところUSAとカナダ以外の国からは受け付けていないのが残念です。
(5/1注)注文ページの下部に、海外からの注文方法が記載されていました。所定のフォーマットに必要事項を記入して、FAXで注文することが可能です。
2000/4/28
4月26日(現地時間)、デビッド・カッパーフィールドの新しいTVスペシャル "David Copperfield: The Great Escapes" がCBSから放映されました。
残念ながら、日本ではまだ観ることは出来ませんが、当日朝のCBS"Early Show"でのインタビュー番組のビデオクリップがインターネットに公開されています。
Niagara Falls Challenge (1990), Explosive Encounter (1989)のハイライトシーンとともに、スタジオでデビッドは、次のマジックを実演しました。
- ロープマジック(昨年5月29日に日本で放映された特番で鈴木杏樹さんに教えていたもの)
- 輪ゴムトリック (Crazy Man's Handcuffs)
- "Twisting the Arm"手首を床に付けたまま1回転させるアクト(昨年6月19日に日本で放映された "David Blaine: Street Magic"に類似のアクトあり)
2000/4/26
〜新しい公式サイトの内容紹介〜
■ Rumors (噂)
さまざまな噂に対して、デビッド本人が答えています。
★ クラウディア・シーファー(Claudia Schiffer)との関係はどうなったのですか?
6年間、とても良い関係だったが、結婚までには至らなかった。お互いの仕事のスケジュールの問題が関係している。彼女は素晴らしい女性で、今も良い友達だ。
★ 彼女とは契約による偽のカップルだったというのは本当ですか?
彼女は、偽の関係を持つという動機を持たない。彼女は22歳から28歳という女性にとって、もっとも素敵な6年間を売ったりしないだろう。
★ どのようにして、偽のカップルだったという噂が流れたのですか?
フランスの雑誌"Paris Match"が、「二人は、宣伝のために結婚するという契約を交わした。」という誤った報道(1997年7月17日)をしたためだ。
私たちは、"Paris Match"を名誉毀損で訴えた結果、フランス裁判所の裁決により勝訴した。(1999年1月)
"Paris Match"は、損害賠償金を支払い、訂正記事を出した。しかし、訂正記事なんて誰も読まない。嘘の話は語り継がれ、あたかも真実かのように流布してしまった。
その間、クラウディアと私は、「よりよく生きることが最善の報復だ」ということを思い出しながら冷静にしていた。
★ Magic Underground はどうなったのですか?
それは保留状態だ。アイデアは素晴らしいものだ。しかし、投資家はテーマレストラン市場が崩壊している時に、それをテーマレストランにしようと考えた。私たちのコンセプトは、テーマレストランではなかった。
もし、あなたが食事とマジックを組み合わせたいなら、私のTVスペシャルのビデオを借りて食事しながら観たらよい。
★ ロシア・マフィアがあなたのマジック道具を人質にとったというのは本当ですか?
それは、否定できない。しかし、私はそれらに関してコメントしない。
スティングのコメント David Copperfield's Magic Underground は、ニューヨーク・タイムズスクエアに建設されていたマジックショーが観られるレストランです。
1999年春のオープンが予定されていましたが、残念ながら完成しないまま、プロジェクトは中止されてしまいました。失敗の原因は、見積もり額をはるかに超える建設コストと、投資家とカッパーフィールドの間の考え方の衝突にあったと伝えられています。1999年9月26日付けのニューヨークタイムズは、「3400万ドル(約35億円)のお金がブロードウェイに消えた!」と報じました。
ロシア事件の真相については、こちらへ。
4月21日(金)午後9時からテレビ朝日系で放送された「ターニングポイント」を観ました。
1月7日の放送に続いて、デビッド・カッパーフィールドを目指す大学生マジシャン・高橋浩樹さんが出演しました。今回は、マジックキャッスル(ハリウッド)のメンバーシップ・オーディションを受けるシーンが紹介されました。ホテルに滞在中の高橋さんのところに、なんとデビッド・カッパーフィールド本人が現れました。これは、番組スタッフが高橋さんのために仕組んだプレゼントとのこと。
高橋さんが、「スケールの大きなマジックをやるには、どうしたらいいですか?」と尋ねると、デビッドは、次のように答えました。
「スケールの大小は問題ではない。基本が出来ていれば、いずれスケールの大きいマジックが出来るようになる。大切なことは、観客にあなたの個性を伝えること。自分だけのマジックを見つけてください。」
デビッドから直接このような激励を受けた高橋さんはラッキーでしたね。
さて、翌日(3月6日)のオーディションの結果は、見事合格。高橋さんは、マジックキャッスルのメンバーシップを得ました。当日の演技の内容は、会場での撮影禁止のため、放映されませんでしたが、番組では、高橋さんの凱旋ライブショーを日本で行なうことを発表しました。
日程は、5月20日(土)で、詳細は次回以降の番組で発表されることになりました。
自分の足で、プロマジシャンへの第一歩を踏み出した高橋浩樹さん。今後の活躍が大いに期待されます。
2000/4/23
2000 World Tour : "Journey of a Lifetime" のページを新設しました。現在の演目リストやツアー日程情報に加えて、ロシア事件についても解説を補足しました。
2000/4/22
先日のワシントンポストでのカッパーフィールドの談話の中に、「エリア51の秘密の場所」という表現がありました。この「エリア51」という言葉がちょっと気になっていましたが、思いがけなくその意味を知ることができました。
「エリア51」とは、10年以上前からUFO伝説のメッカになっているネバダ州の米軍極秘研究施設の複合体を指しています。ネバダ砂漠のテストサイト地図の区画名称からそう呼ばれています。
米国防総省はこの施設の存在をほとんど認めておらず、同地域へのアクセスは厳しく制限されています。一方で、この施設については、さらにドラマチックな見方も存在しています。すなわち、「エリア51は、異星人の文明から得られた技術の研究施設だ」という見方です。ほとんど、テレビ番組の『X−ファイル』や映画『インディペンデンスデイ』に出てくるような話です。
というわけで、「エリア51」とは、「謎のUFO研究施設」という意味合いがあったんですね。
2000/4/21
〜新しい公式サイトの内容紹介〜
■ New TV Specials (新TVスペシャル)
2000年秋放映予定の"David Copperfield : The Disappearance"のプロモーションビデオクリップ(1分20秒)を観ることができます。
注目すべきは、TVとインターネットの同時放送が予定されていることです。日本から直接観られるなんて夢のようです。
2000/4/20
4月18日付けワシントンポストは、米国国会図書館がカッパーフィールドに対して、「生きている伝説(Living Legend)」の名誉を与えることを伝えました。4月24日(月)の国会図書館200周年祝賀行事でメダルが授与される予定です。また、その席で彼は2分間のマジックを披露する模様です。
この"Living Legend"というのは、馴染みのない言葉ですが、日本のプロ野球界における野球殿堂入りに相当するものなんでしょうか。デビッドには、まだまだ現役を引退して欲しくありませんが、このような形で業績を評価されるのはファンにとっても嬉しいニュースです。
彼は、電話インタビューの中で、次のように言っています。
「私は国会図書館の大ファンです。そこには、マジックのための膨大な資料があります。ハリー・フーディーニのオリジナル書籍の半分が含まれています。また、私は別のところにその半分(8万部)を持っています。私はエリア51の秘密の場所の中でそれを管理しています。」
この秘密の場所というのは、"The International Museum and Library of the Conjuring and Allied Arts"と呼ばれる博物館(Museum)のことです。これは、カッパーフィールドが個人的に作ったもので、マジックに関するさまざまな資料や道具が集められています。場所は、ネバダ州のどこかという以外は秘密にされています。
2000/4/19
以前の公式サイトのコンテンツは、しばらくアクセス可能だったのですが、今日の時点でリンクが切れてしまいました。200ページ以上もある貴重な内容だっただけにちょっと残念です。
ところで、公式サイトの全面改訂に先立って、David Copperfield Message Board だけは、2月初旬から右のような形式に変わっていました。こちらは、今でも直接ジャンプできますので、ブックマークに登録されることをお勧めします。
構成は、以下のようになっています。
新メッセージボード(掲示板)に対する意見、感想など
TVスペシャルに関する話題
The Music of David Copperfield
イリュージョンの音楽に関する話題
お気に入りイリュージョンに関する話題
David Copperfield と彼のマジックに関する話題
最新ツアー "Journey of a Lifetime "に関する話題
2000/4/17
新しいデビッド・カッパーフィールドの公式サイトを訪れた方はお気づきだと思いますが、ちょっと不便な点があります。それは、全面的に Flash 形式のコンテンツになったため、毎回重いデータをダウンロードしないと先に進めないことです。また、プリントアウトするのが容易ではありません。早く、ショートカットのリンクを付けて欲しいと思います。
さて、今回は、オープニングスクリーンで、興味深い内容があったので紹介しましょう。
イリュージョン(illusion) とは?
- 1.不可能を創造する行為 (The act of creating impossible)
- 2.母なる自然を無視すること (To defy mother nature)
- 3.再び出現すること (To reappear)
- 4.空中浮揚すること (To levitate)
- 5.信じられないことを保留すること (To suspend disbelief)
- 6.人々に夢を与える行為 (The act of making people dream)
- 7.空想を現実にすること (Making fantasy a reality)
- 8.飛ぶこと (To fly)
これらは、カッパーフィールドのイリュージョンに対する考え方がよく表れている定義だと思います。
2000/4/15
デビッド・カッパーフィールドの公式ホームページがリニューアルされました。
公式サイトがオープンしたのは、1997年4月1日でしたが、それ以来の大幅更新です。ページデザインもカッパーフィールドのトレードマークである黒を基調にしたものから白へと変更されました。
Webデザイナーでもある管理人Todd Cowden氏のページデザインは、今回も素晴らしい出来栄えです。
サイトの構成は、次のようになっています。
■ Biography (伝記)
■ Awards & Records (賞と記録)
■ Tour (公演)
■ New TV Specials (新TVスペシャル)
■ Books (本)
■ Project Magic (プロジェクト・マジック)
■ Museum (博物館)
■ Media (メディア)
■ Rumors (噂)
■ Message Board (掲示板)
今後、少しづつ内容をご紹介していく予定です。
2000/4/13 (特報)
遂に、デビッド・カッパーフィールドの新しいTVスペシャルの放映日が決まりました。
"DAVID COPPERFIELD: THE GREAT ESCAPES"
放映日時:2000年4月26日(水)8:00-9:00 PM
TV局: CBS-TV (USA)演目リスト:
Fires of Passion (1993)
Niagara Falls Challenge (1990)
Imploding Building (Explosive Encounter) (1989)
Escape from Death (Water Torture Cell) (1984)
Alcatraz Escape (1987)1995年以来、5年ぶりのTVスペシャルですが、過去の作品の中から脱出イリュージョンを集めた内容になっています。ただし、未公開映像を付け加えて新しく編集した1時間番組のようです。
また、新しいイリュージョンを含めた、もう一つのTVスペシャルは、今年の11月初旬か12月に放映される模様です。
関連サイト:
- postnet.com : WORLD RENOWNED ILLUSIONIST DAVID COPPERFIELD RETURNS (Apr. 11, 2000 2:29 p.m.)
- Magic Times : Copperfield: The Great Escapes to air on April 26 (April 12, 2000)
- The Linking Page : TWO NEW COPPERFIELD SPECIALS! (4/12/00)
2000/4/12
デビッド・カッパーフィールドの新しいTVスペシャルの情報が再び駆け巡っています。
■ The Linking Page より
4月10日(現地時間)付けのニュースフラッシュで、今年の秋に新しいTVスペシャルが放映されるだろうと報じました。さらに、4月10日11:35pmからのCBSの番組 "Late Show with David Letterman" に出演予定のカッパーフィールドから詳細が話される可能性を伝えました。
■ DC公式サイトのBBSより
残念ながら、"Late Show with David Letterman"には、カッパーフィールドは出演しなかったようです。
しかし、4月7日〜9日のUSA(ミズーリ州セントルイス)公演を観に行った人が、ショー終了後、カッパーフィールドに直接尋ねたところ、
「二つのTVスペシャルの予定がある。一つは4月末、もう一つは12月に放映予定だ。」
との回答をもらったとのことです。さらに、地方TV局のインタビューの中で、
「One, The Laser ,Voyeur の収録は終わっている。」
とも答えたとのことです。
2000/4/10
今日も、フーバーダム(Hoover Dam)関連の話題を続けます。
■ Hoover Dam イリュージョンに関する考察(その2)
カッパーフィールドが新イリュージョンのテーマとして、何故フーバーダムを取り上げたのか、何となく解かってきました。
「フーバーダム」については、名前は知っていたものの、詳しいことはほとんど知りませんでした。そこで、インターネットで調べてみると、いろいろ興味深い事実が出てきました。
- コロラド川に建設されたアメリカ最大級の規模を誇る巨大ダム。
ダム高 221.4m、ダム天端の長さ 379.2m、ダムの最大幅 201.2m
日本のダムの総貯水量の2倍
- 完成時期は、1935年(昭和10年)。
世界恐慌の後にニューディール政策による経済対策の一環として建造された。
- このダムの建設がなかったら今日のラスベガスの繁栄はあり得なかった。フーバーダムの建設工事人たちがラスベガス市内で遊ぶようになり街は栄え、完成後も豊富な電力を利用してカジノホテルを始めとする新しいビジネスが次々と誕生した。
ダム建設の専門家の田淵一光氏(株式会社ユニオン)は、次のように述べています。
フーバーダムは、当時の米国科学技術の集大成であったのである。時代は違えどピラミッド、万里の長城に匹敵するものがここにある。私説、「米国の象徴は、自由の女神ではなくフーバーダムである。」
この話を聞いて、ピーンときました。スケールの大きなイリュージョンを追い求めてきたカッパーフィールドにとって、アメリカンドリーム を現実にしたものとも言える、このフーバーダムは格好のテーマだったのではないでしょうか。
2000/4/8
新イリュージョン"Hoover Dam Teleportation (Transportation)"の続報です。
■ DC公式サイトのBBSより
管理人のTodd氏から、Hoover Damイリュージョンに関する詳細な投稿を削除したという報告がありました。理由は、ライブショーでこのイリュージョンを初めて観る観客の驚き(surprise)を奪ってしまうということです。
前回の私の書き込みでも、ちょっと現象に触れすぎてしまったかな、と気になっていました。Todd氏の考えはよく理解出来るだけに、今後この点に気を付けながら更新を続けたいと思います。
■ Hoover Dam イリュージョンに関する考察
現象は、人体瞬間移動 (Teleportation/Transportation) ですが、イリュージョンでは、これまでも様々な形態がありました。
- ステージ上の箱の中の人間が別の箱の中に瞬間移動
- ステージ上の箱の中の人間が客席に瞬間移動
色々なバリエーションはありますが、会場内(客席を含めて)の空間で移動現象が起こり、観客が不思議さを体験するというのが従来の常識でした。
今回のHoover Dam イリュージョンの新しさは、移動先を会場から遠く離れた場所に設定した点にあります。移動先の現象を会場の観客が確認する手段として、映像通信のテクノロジーを利用したのは、カッパーフィールドならではのアイデアです。
これらの点では、今回の新イリュージョンは非常に興味深いものですが、一方で、マジックとしての不思議さという点では、若干の疑問があります。
それは、リアリティの欠如という印象を拭えない点です。
もちろん、マジックというのは、日常世界の常識から離れて、あり得そうもない現象を観客が楽しむというのが原点ですが、どこかに生身の人間がやっているというリアリティがないと単なる作り物という感覚が働いてしまいます。
カッパーフィールドの最高傑作と言われているFlyingをライブショーで観た時に感動するのは、彼がステージ上を飛んでいるのを自分の眼ではっきりと確認できるからだと思います。
これが、いったんスクリーンの映像を通してしまうと、極端にマジックとしてのリアリティが落ちてしまいます。それは、現代に生きる私たちが映像編集技術の進化を日常的に体験してしまっているからです。
TV局におけるバーチャルスタジオや映画スターウォーズに代表される特撮技術から作られた映像は、実にリアリティ溢れるものですが、これらは作り物であることを観客は知りながら楽しんでいます。
カッパーフィールドが、インタビューの中で話したように、今回のスクリーン映像は特撮技術を用いていないというのは真実だと思いますが、観客の立場からのインパクトはそれほど大きくないような気がします。
以前のTVスペシャルで、「グランド・キャニオン空中浮遊」(Floating Over The Grand Canyon: The Magic of David Copperfield VI -1984) というイリュージョンがありましたが、この時も同じような印象を持ったことを思い出しました。
■ Flying の実演について
4月6日の最新情報で「Flying が無くなって、新イリュージョン"Hoover Dam Teleportation"が登場した」と書きましたが、少し訂正しておきます。
一部の公演でFlyingが演じられていないのは事実ですが、従来通り演じられている公演もあるようです。
3月31日USA(ミネソタ州ミネアポリス) :Flying 無し
4月 1日USA(ミネソタ州ミネアポリス) :Flying 有り
4月 3日USA(ノースダコタ州Grand Forks) :Flying 無し
2000/4/6
1週間ほど前から "Journey of a Lifetime" 公演の演目リストは、下記のように変わっています。
1. One
2. Thumbs
3. Sofa (Uncle Morty and Aunt Ida)
4. Laser
5. Grandpa
6. Squeeze Box
7. Moonrise (Cardiographic)
8. Fan
9. Video show
10. Test Conditions
11. Moon: Interactive Experience
12. Slo Mo Duck (Duck Vanishing)
13. Hoover Dam Teleportation
14. Thirteen (13)注目すべきは、Flying が無くなって、新イリュージョン"Hoover Dam Teleportation"が登場したことです。
3月30日付けのEvansville Courier & Press - Magic Show Review: Copperfield works his magic on crowd によると、次のような現象のようです。
ステージ上の電話ボックス位の大きさの箱に入った女性が消失し、フーバーダム(Hoover Dam)のシーツ(布)の中から出現する。
この様子は、衛星中継を通して会場の巨大スクリーン上にライブ映像として表示される。
フーバーダムから出現した女性が、会場で消えた女性と同一人物であることを示すために、以下のような演出がされている。
会場の観客の男性から借りたジャケットを着ている。
新聞と会場で撮影したポラロイド写真を持っている。
カッパーフィールドは、インタビューの中で「スクリーン上の映像は合成したものではない」と言っています。
さて、突然登場した新イリュージョン"Hoover Dam Teleportation"ですが、実際の効果はどうなんでしょうか? ライブショーで観てみないと本当のところは判りませんが、不思議さに関しては少し疑問視しています。
その理由は、次回の更新で書く予定です。
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Update: 2000/4/30