今年も来るぞカッパーフィールド!!
一挙大公開スペシャル放映日:1999年5月29日(土)
放送時間:50分
放送局:読売テレビ、中京テレビ、日本テレビ
Update: 2001/6/9
鈴木杏樹、クリスペプラー、笛吹雅子(NTVアナウンサー)、
デビッド・カッパーフィールド
少年時代の珍しい写真から始まって、これまでの数々の傑作イリュージョンシーンが再現。
楠田枝里子さん、田代まさしさん、神田うのさんのコメント
Death Saw | ||||
Cocoon | Snow | Flying | ||
ただし、使われた映像は、日本での収録場面ではなく、過去のTVスペシャルからのものでした。
聞き手は、鈴木杏樹さん。
新しいイリュージョンの創作法は?
音楽、本、絵画、映画、TVなどからインスピレーションを得る。
アイデアから実現までの期間は?
約2年
この場面は、カッパーフィールドファンには、たまらない映像でした。広大な倉庫の中に、たくさんのイリュージョンの道具が保管されています。また、コンテナの中には、白い紙袋に整理された小道具がぎっしり詰められていました。
ここで、デビッドは、鈴木杏樹さんにロープマジックを実演。
森口博子さん、千秋さんのコメント
(森口さんの趣味はマジックで、最近は月1回マジックパーティーを開いているとか)
One | Fan |
13 |
期待通りの内容で、非常に楽しめました。イリュージョン"One"、"Moon"、"13 "は日本初公開の映像でした。"13" で消える観客を選ぶ時、13個の銀色のボールが客席に投げ込まれるのは知っていましたが、予想より大きなボールでした。このボールは、みな取りたがるでしょうが、意外と後部座席の人の方が取りやすい気がしました。
ところで、番組で使用されたスタジオの背景の素晴らしさに気が付かれたでしょうか?
これは、以前、ご紹介したコンピュータグラフィクスと実写映像をリアルタイムで合成する「バーチャルスタジオセット」が使用されています。デザインを担当したのは、私の友人のS.K氏です。近未来をイメージさせる柱と、爽やかな青空がよくマッチして洒落た雰囲気を醸し出していました。
このテクノロジーは非常に興味があるので、近いうちにセットを見学させていただくことになっています。
さて、番組中にカッパーフィールド公演の電話予約の案内がありましたが、この放送を見て、ショーを見に行きたくなった視聴者も多いと思います。
私の印象では、この番組は良い出来だったと思いますが、案内役の鈴木杏樹さんの起用も見逃せません。デビッドとの英語でのやりとりや、彼女の素直な反応はとても好感が持てました。
最後に、彼女からの素敵なコメントを記しておきましょう。
「イリュージョンというのは、種明かしはどうなるんだろうかと思うかもしれませんが、そういうことを忘れさせてくれるぐらい、カッパーフィールドさんは夢を見せてくれます。無心の状態で見ていただきたいと思います。本当に楽しめると思いますよ。」
DCの公式ホームページのBBSに、この番組に関するコメントを書き込んだところ、海外のデビッドファンからたくさんの問い合わせのメールが届きました。
なかでも、Walther Richter氏(オーストリアProject Magic会長)とは、その後も、さまざまな情報交換が出来る間柄に発展しました。
また、デビッドのツアースタッフのCathy Dalyさんと知り合い、この年の日本公演後、デビッドと対面できるきっかけとなりました。当時のエピソードは、下記に書き綴っていますので、興味のある方はご覧ください。
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Update: 2001/6/9