2006/3/21
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昨年末に新聞掲載された日本最古の奇術書「神仙戯術（しんせんげじゅつ）」の初版本（元禄9年（1696年））をはじめ、江戸時代から現代までの貴重な資料がたくさん展示されています。 特に興味を惹いたのは、江戸時代の手品秘伝図巻物でした。数百年を経てもなお、色あせずに当時の奇術の姿を現在に残しています。また、明治時代に横浜で開催された松旭斉天一の公演ポスターとプログラムやテンヨーの初期のマジックセットなど興味は尽きません。その中にチャニング・ポロックの鳩出しで有名な映画「ヨーロッパの夜」のポスター（昭和36年（1961年））もありました。 ところで、今日になって、チャニング・ポロック師の訃報（享年８０歳）が入りました。私が初めて「ヨーロッパの夜」を観たのは1972年頃、ＴＶで放映された映像でした。この時の衝撃は今でも忘れられません。その後、1994年のFISM横浜大会で島田晴夫さんと一緒にいたポロック師を間近かで見たのが記憶に残っています。 さて、この「日本のマジック・サーカス展」ですが、３月２７日（月）まで開催されています。会場には、出品者の河合勝さんもいらっしゃいます。私も、いろいろと直接、お話を伺うことができました。まだ、ご覧になっていない方は、この貴重な機会をどうぞお見逃しなく。 休館日：３月２６日（日）、開催時間：１１：００〜１８：００（最終日は１６：００まで） |
昨日は、山脇ギャラリーで開催されている河合勝コレクション「日本のマジック・サーカス展」を観に行ってきました。