昨日(9/22)の横浜マジカルグループの例会で、レクチャーを行いました。
講習内容は、デビッド・カッパーフィールド特集と題して、次の二つの作品を解説しました。
（１）パラドックス・ペーパー（マーチン・ガードナー）
カッパーフィールドが"Tearable"として演じた作品ですが、最後にＹＭＧのシンボルマークが出るような特製シートを自作しました。
（２）Moon: Interactive Experience
この作品は、昨年5月の東京公演直後にＹＭＧでも講習されたものですが、改良された今年の手順を解説しました。同様に月のマークの代わりにＹＭＧマークを描いた特製シートを使用しました。また、カッパーフィールドは、ステージ上の2人の観客に対して、異なった演出法で月のカードを当てていましたが、私なりの解決法を試演しました。
カッパーフィールドの公演を観ていない会員も多かったので、かなり好評だったようです。今日早速、会員の方からお礼の電話をいただきましたが、その中で面白いアイデアを教えてもらいました。パラドックス・ペーパーのシンボルに干支を使うというものです。これだと、お正月にその年の干支が出るようにしたり、誕生パーティーでその人の干支に全てのマークが変わるなどの演出が可能です。その他、星占いの星座などいろいろの応用が考えられます。
改めて、この素晴らしい原理を発見したヘンリー・ドゥドニー(Henry Dudeney) 氏を称えたいと思います。
