第34回東京大学奇術愛好会発表会
- 私立東京大学奇術愛高校 -日時:2004年10月17日(日) 開場18:00 開演18:30 終演20:00
会場:(王子)北とぴあ
入場料:無料
Update: 2004/11/9
内容は今年も充実しており、全体の演出や個々の演技ともにレベルの高いマジックショーでした。
私のお気に入りベスト3は下記の演目です。
1.尾形翔子さん(ブック)
ブック(本)をテーマにしたオリジナリティーあふれる手順は非常に面白かったです。図書室のような部屋のテープルにいろいろな本が並んでいます。演者が本を手に取ると、次々に不思議な現象が起こっていきます。大学生らしい新鮮なアイデアと工夫を凝らしたマジックは素晴らしいと思います。
2.阿部法子さん(シルク&フラワー)
彼女が登場した瞬間に、まるで童話の中のお姫様が現れたようにステージがぱっと華やかになりました。笑顔もとても素敵です。若い女性らしい柔らかさと美しさにあふれた好演でした。
3.前原絵里子さんほか(イリュージョン)
箱の中に入った女性演者と箱の上に乗った男性演者が入れ替わるイリュージョンでしたが、見事にきまりました。洒落た道具とロングヘアーの美女の存在感が際立っていました。
ショー全体の演出は、女子高生風の少女が「私立東京大学奇術愛高校」で体験した不思議な一日というものでした。司会を使わずに、一つのストーリー仕立てで次々にマジックにつなげていくというスタイルは、今や東大奇術愛好会のお家芸になった感があります。内容もますます洗練されてきて、個人的には大学No.1だと思っています。来年も楽しみにしています。
演目
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Update: 2004/11/9