私は1972年、73年の2回はこのコンベンションに参加していたはずである。当時私は小学3、4年生であり、コンテストにも参加している。審査員席には高木先生もいらした。北海マキさんや、杉山キンタロウ氏も参加されていた。(杉山氏は、私が子供の頃、アフタヌーンショー(桂小金治司会)でマジック教室をされており、おまじないの言葉は「うろたんき」であったことは今でも覚えている。)今回は、現在の私の師匠である村上正洋師に同行という形での参加であった。大広間の壁面に沿ってコの字にディーラーズブースが並んでいる光景は壮観で、日本一の規模であるというのもうなずける。(売り上げも日本一とか。ディーラーズショーだけで、2時間かかり、それだけで1つの発表会分くらいあった。(汗))そのディーラのみなさんの中には村上先生に昔習っていた方も数名いらっしゃり、開会式前からブース付近で話しに花が咲いた。これまでは、つるやホテルで行なわれていたが、今回初めて開場が変更になった。夕食時には総支配人から挨拶もあった。つるやホテルのことはもう記憶がないけれど、水葉亭は温泉関連施設も充実している様子で、感じもよかった。山の斜面に建造されており、入り口はビルのてっぺんになっている。従ってロビーがビルの6階だか8階だかに存在している。なんだか不思議な感覚だった。
尚、本レポートを作成するにあたっては、主催者である、日本奇術会会長の児玉恭治先生に資料の提供等で大変お世話になりました。手書きの文書を快くファックスなどでわざわざ送って下さったり、電話での質問に気軽に答えて下さったり、全く感謝にたえません。さらに、本レポートを広く公開することも快諾頂けました。しかしながら、レポートの内容に関する一切の責任は、私田代茂にあることは言うまでもありません。本レポートに関するご意見・ご質問などは、どうぞ私の方にお寄せ下さいますようよろしくお願い致します。さらに、いつも公開の場を提供して下さる、横浜マジカルグループ(YMG)の中村安夫さんに、深謝致します。お二人は、現在私が世話役をさせて頂いております、日本ドクターマジシャンズクラブ(NDMC)のクロースアップマジック研究会の活動にも深いご理解を頂き、応援して下さっています。また、児玉先生は今回の熱海大会で参加者の皆さんに配布するお土産入りのバックの中に、この私どもの会の案内を1枚1枚手作業で入れて頂いたりもしました。この場をお借りしまして、お二人に改めまして御礼を申し上げたいと思います。本当にどうもありがとうございました。
さて、コンベンションの流れは、以下の通り。
19日(土)
12:00 受付開始
13:30−15:30 ディーラーズショー
15:40−16:20 おみやげの「教材」解説(三瓶氏)
18:30−19:30 大広間で会食。(各自小さな1人用お膳に座るという宴会式)
19:30−20:30 コンテスト(ステージ)
20:30−21:00 マジックショー(松旭斎すみえ、神 雅喜、小林浩平)
21:00−21:30 コンテスト審査発表
21:30−23:50 ミッドナイトレクチャー(クロースアップショー)
20日(日)
8:00− 9:00 ディーラーズショー
9:30−10:30 レクチャー(松旭斎すみえ)
10:30 閉会式
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Update: 2000/4/4