最新情報(2004年11月)

Update: 2004/11/30


2004/11/28

今は空前のマジックブームです。社会人や大学マジッククラブの発表会は、どこも満員御礼。またテレビでは連日、マジック番組が放送されています。そんな中から、NHKのマジックシリーズ番組2本を取り上げます。

■誰でもできる 簡単マジック 
 NHK教育テレビ 11月22日(月)〜12月23日(木)14:55〜15:00 再放送:21:55〜22:00 

  • <ナポレオンズ 入門編> 8種
  • <マーカ・テンドー カードマジック編> 6種
  • <魔耶一星 パーティー編> 6種
1日5分間の番組ですが、演目の選択とポイントを押さえた解説が大変参考になります。

■お昼ですよ!ふれあいホール
 「マジック・マリック 裏のウラ」   
 
NHK総合 11月29日(月)〜12月3日(金) 12:20〜12:45 

  • 11月29日(月) 「スーパーマジック」 Mr.マリック ゲスト:荻野アンナ、なぎら健壱 ほか
  • 11月30日(火) 「イリュージョン」 Dr.ZUMA ゲスト:市川森一、森口博子 ほか
  • 12月1日(水) 「クラシックマジック」 加藤英夫、二川滋夫 ゲスト:熊田曜子、氷川きよし ほか
  • 12月2日(木) 「スライハンドマジック」 内田貴光 ゲスト:鈴木蘭々、中谷彰宏 ほか
  • 12月3日(金) 「コメディーマジック」 マギー司郎 ゲスト:中澤裕子、松尾貴史 ほか
Mr.マリックが推薦した競演マジシャンに注目。中でも3日目の加藤英夫さんと二川滋夫さんの出演は興味津々です。

 

2004/11/14

昨日11月13日(土)は、小岩アーバンプラザで開催された第46回小岩奇術愛好会マジックフェスティバルを観てきました。

このマジックショーでも一般客の来場が目立ち、386席の会場が満席となりました。

プログラムは、19演目で上演時間は約2時間。

 

私のお気に入りベスト3は下記の演目でした。

1.Mr.S (清水豊彦さん)

ミリオンカード、ファイア、ハトプロダクションに続き、ダンシング・ハンカチーフのデラックス手順。これほどの長い手順をよどみなく演じられる腕前はお見事です。ひときわ輝いていた演者でした。途中、テープルから立ち上っていた煙に少々ハラハラさせられました。

2.”T” (滝沢健太さん)

シンブルを演じた小学校6年生。しっかりしたテクニックに感心しました。最後のバウをきちんとしていたのも好感を持ちました。

3.大変なことになりますよ(小暮堅三さん)

人体切断イリュージョン。演者も貫禄がありましたが、アシスタントのお嬢さんの演技力が光りました。ただ、靴を脱いだのは、かえって逆効果だった気がします。

小岩奇術愛好会(KMC)は、1958(昭和33)年創設で、発表会は今回が46回目。TAMC(東京アマチュア・マジシャンズ・クラブ)に次いで、日本で二番目の歴史を持つ社会人クラブです。毎年、発表会に合わせて発行される「こいわきじゅつ」は素晴らしい活動だと思います。今回はNo.40ラスベガス旅行特集号(全76ページ)の労作でした。

第46回小岩奇術愛好会マジックフェスティバルの演目

2004/11/9

最近見たマジックショーのレポートをショーレポート集に登録しました。イチローのヒット記録のように一つひとつの小さな積み重ねが思いがけない記録につながります。いつのまにか50本のレポートがたまりました。

2004/11/8

「びっくり箱 楽天出張所」サイトと相互リンクしました。

楽天市場でネット通販できる手品用品を紹介しているサイト。
びっくり箱のさとるさんが商品コメントをつけています。

2004/11/6

 今日11月6日(土)は、アミュゼ柏クリスタルホールで開催された柏マジッククラブ「マジックショー2004」を観てきました。

今回は、開場30分前の11:00少し前に会場に着きましたので、前から5列目の良い席に座れました。開演時刻の12:00には400席の会場がほぼ満席となりました。

プログラムは、15演目で上演時間は休憩なしの2時間。

私のお気に入りベスト3は下記の演目でした。

1.小さなかくれんぼ(上羽貴大さん)

シンブルの演技でしたが、構成と表情の良さが気に入りました。バラの花から赤いシンブル、葉から緑色のシンブルが出現する現象はユニークです。テーブルも花の葉をイメージさせる布で覆われており、トータルの色彩効果も優れています。何と言っても光っていたのは表情の豊かさです。現象が起きた時のなんとも幸せそうな感じが最高でした。

2.風に吹かれて(依岡真&勝枝さん)

シルクハット、ステッキ、白手袋といったオーソドックスなスタイルでミリオンカード、ハトのプロダクションという難度の高い演目を安定して演じられました。アマチュアとしてはかなりレベルの高い腕前をお持ちのようでした。出現させたバラを用いて、助手の奥様がフローティングローズを演じられ、最後はご主人がハトの打ち消し箱で締めくくりました。照明のフェードアウトが少し早すぎたのが惜しかったです。

3.ウォッチミー(金子直さん)

演目に合った「大きな古時計」のBGMにのって、懐中時計のプロダクション。後半の目覚まし時計のプロダクションから一転してコメディータッチ。目覚まし時計の音に驚くアクションは、子供たちに大受けでした。シルクに描かれた時計が本物に変わる現象やプレートに飾った懐中時計が、次々に大きな時計に変化する現象がユニークでした。

私が柏マジッククラブの発表会を観たのは初めてでした。16回目の発表会だそうですが、開場前の観客の誘導や開場後の会場整理の仕方など細かいところまで気がくばられており、しっかりとした運営がされている印象を受けました。この発表会以外にも海外のスリランカ公演や各種文化祭、ボランティア公演など精力的な活動をされているようです。機会があれば来年も観に行きたいと思います。

柏マジッククラブ「マジックショー2004」の演目

GO SHIBUYA&柏マジッククラブ

2004/11/4

昨日11月3日に日本テレビ系から放送された「ザ!世界仰天ニュース拡大版 不思議スペシャル第5弾」に再び、前田知洋さんが出演しました。今回演じられたのは、下記の演目です。
  1. カーディオグラフィック
  2. 紙袋からビデオテープの出現
  3. カードチェンジ
  4. ワイルド・カード
  5. アウト・オブ・ディス・ワールド
  6. アンビシャス・カード(アルティメイト・アンビション)
  7. 誕生日占い
  8. カード・イン・ザ・ボックス(Pack in the Box)
  9. 呪われたカード(The Frog Prince)

最後のマジックが終わった時に、観客総立ちのスタンディング・オーベイションになったのは異例のことでした。

4月5日の1回目の特番、10月11日の2回目の特番を経て、放送局側の姿勢、観客のマジシャンを見る目は様変わりしました。ついに、マジックを純粋に楽しむ番組が放送されるようになったことをとても嬉しく思います。

なお、以前の前田知洋さんの演目リスト(10/20)に関して、原案者を列挙する表記を止めました。理由は、前田さんの演目と原案者との関係を憶測で記載することの危険性に気がついたためです。また、みなさんからお寄せいただいた貴重な情報については、別タイトルで再掲しました。

2004/11/1

10月のアクセス統計情報が確定しましたので更新しました。今後は月初に定期更新予定です。

2004年10月1日〜31日の解析結果(全サイト)

  • ページビュー 36249 (1日平均1169件)
  • アクセス人数 13014 (1日平均 420人)

「スティングのマジック玉手箱」アクセス統計情報



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Update: 2004/11/30